イメージングメディアの特性評価における蛍光の影響

CIE 163 The effects of fluorescence in the characterization of imaging media

2004/20ページ/価格(会員)19ユーロ  (非会員)38ユーロ

インクあるいはハードコピーの指示媒体に蛍光材料を導入する事によって、プリント画像の光学的性質を測定する機器の読み値の不確実性がはなはだ上昇する事が知られている。CIE76-1998“発光標本における全スペクトル放射係数測定の相互比較”では、研究機関および標準試験機関が、強力にカラー発光する蛍光材料の全スペクトル係数の読み値において、最大10倍のオーダで再現性の劣化を観測している。最近は、この値または信頼度に関する研究は見当たらないが、CIE76-1988の成立以来15年の間に顕著な進歩を遂げている状況であるとのCIE163:2004のレポーターの意見である。このレポートは、さまざまな蛍光レベルを示すある範囲の支持媒体について、ディジタルハーフトーンプリントの全スペクトル放射係数を測定した結果をまとめている。UV領域を含む時と含まないときのCIE標準光源D50について、色彩工学的性質が計算されている。結果を見ると、支持媒体の蛍光は、インク領域とハーフトーン領域を比較すると後者の効果の方が大きい中で、両方を計測する事ができるよう説明および定量化がなされている。CIELAB色差の大きさが、再現性の欠如を定量的に示している例がいくつか含まれている。2つの試験研究機関が別個にカラーマネージメント原理を別個の蛍光支持媒体に同じ画像をプリントした物を測定した結果が示されており、また、他の例では、ふたつの研究機関が、蛍光色材の在庫を用いて画像をプリントし、異なった光源で測定したもの同士の色差を定量化しようとした時の測定結果が示されている。このレポートに先行するレポートしてCIE TC1-44“測色の為の実際的なデイライト・シミュレータ“があるが、デイライト・シミュレーション機器の間で、無視できない変動要因が存在することと、UV成分を多く含むパルス型と含まない型のキセノンランプに機器の間で非常に大きな差異があることを報告している。

このレポートは、英文で書かれており、仏文と独文の要約が付録している。20ページの本文に16個の図と9個の表が含まれている。

メニュー

階層を全て開く | 階層を全て閉じる

一般社団法人日本照明委員会
〒101-0048
東京都千代田区神田司町
2-8-4 吹田屋ビル3F
TEL : 03-5294-7200
FAX : 03-5294-0102