変調(波長可変)形レーザーによる皮膚の作用スペクトル測定方法

CIE 148 Action Spectroscopy of Skin with Tunable Lasers

2002/13ページ/価格(会員)19ユーロ  (非会員)38ユーロ

作用スペクトルを高い精度で測定するためには,改良された実験的方法が必要である。この技術報告は,皮膚の反応の定量的測定,特に測定に使用する放射源(システム)に関するものである。変調可能(波長可変)で単色性の高い放射源と皮膚の反応の測定装置により,人体の紅斑作用および色素沈着作用の作用スペクトルが再評価(再測定)された。(使用した)放射源システムは,色素レーザーでポンピングされたエキシマ・レーザーと紫外透過性の光ファイバーから構成されている。照射後の皮膚の色は,CIE LUV表色系による測色計により測定された。分光的解像度の非常に高いレーザーを使用することにより,作用スペクトルを決定することができた。例えば,紅斑作用スペクトルについては,ピーク波長が,UV-B領域の298.5 nmであると測定され,その他に,第2のピーク波長がUV-A領域の362 nmにあると測定された。これらの測定結果は,光化学反応の機構的境界が330 nmにあることを示唆している。今回の測定で得られた紅斑作用と色素沈着作用の作用スペクトルが,従来の(広帯域波長形の)放射源システム(放射源とモノクロメータ)で得られた結果-現在のCIE標準紅斑曲線や,その他の光生物的作用スペクトル,特にUV-A領域における光傷害と光発癌性の作用スペクトルと比較・検討されている。

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