時間変調照明システムの視覚的側面-定義と測定モデル

CIE TN 006 Visual Aspects of Time-Modulated Lighting Systems – Definitions and Measurement Models

2016/23ページ/CIE Webページより無料ダウンロード可能(本文

固体光源が光度を変えることができる速度は,照明産業での開発や照明の利用に大きな影響を与える。高速の光度変更は,意図的か否かに関わらず,駆動電流の変調と出力先の輝度に直接影響する。言い換えれば,光の変調は環境の知覚に変化をもたらすものとなる。特定のエンターテイメントな利用で光の変調による知覚の変化が望まれることもあるが,日常的な利用や活動においては有害となり,望ましくない場合が多い。 これらの環境内での知覚の変化は「時間的な光のアーチファクト(temporal light artefacts)」(TLAs)と呼ばれ,照明の質に大きな影響を及ぼす。さらに視覚的な光の変調により,パフォーマンスの低下や疲れだけでなく,てんかんの発作や片頭痛の発作などの深刻な健康問題が生じることもある。 照明システムの時間的な側面についてより良い理解を得られるように,照明製造者,照明利用の専門家,大学,政府などが,光の時間的要素が及ぼす潜在的なネガティブな影響を計測する方法を探すことが求められている。このような背景により,CIEではTC1-83「時間変動照明システムの視覚特性」の委員会が発足した。このテクニカルノートはこの委員会の中間報告である。テクニカルノートの1章では,光の時間変調の知覚的な効果について新しく定義した。第2章では,最近の文献,及び異なるTLAsの視認性に影響するパラメーターについて概説した。最終章では,2つの手法を記載した。1つは時間に関するもの,もう一つは頻度に関するものである。双方ともTLAsを定量化するために用いることができる。さらに,特殊な見えの計測のための一般的な方法に関する3つの事例についても記載した。

この出版物は,英語で記載され,23ページからなっており,CIE WEBpageから無料でダウンロードできる。

TC1-83「時間変動照明システムの視覚特性」の以下のメンバーが本テクニカルノートの作成に参加した。本委員会は第1部会「視覚と色」の下にある。

    ・Sekulovski, D. (Chair) オランダ
    ・Chou, P.-T.  台湾
    ・Couzin, D.  ドイツ
    ・Dakin, J.  アメリカ
    ・Itoh, N.  日本
    ・Lee, C.-S.  韓国
    ・Lee, T.-X.  台湾
    ・Perz, M.  オランダ
    ・Pong, A.B.-J.  台湾
    ・Poplawski, M. アメリカ
    ・Vogels, I.  オランダ
    ・Wang, L.  中国
    ・Whitehead, L.  カナダ
    ・Wilkins, A.  イギリス
    ・Yamauchi, Y  日本

メニュー

階層を全て開く | 階層を全て閉じる

一般社団法人日本照明委員会
〒101-0048
東京都千代田区神田司町
2-8-4 吹田屋ビル3F
TEL : 03-5294-7200
FAX : 03-5294-0102