冬季に夏季の25(OH)Dレベルを維持するための日焼けマシンによる最少曝露量-要求事項と利点と欠点のバランス

CIE 219 Maintaining Summer Levels of 25(OH)D during Winter by Minimal Exposure to Sunbeds: Requirements and Weighing the Advantages and Disadvantages

2016/29ページ/価格(正会員)30ユーロ  (非会員)60ユーロ

 ビタミンDは,カルシウム恒常性の調節,すなわち健康的な骨に不可欠なものとして,広く認識されている。ビタミンDは,厳密にはプロホルモンであり,経口摂取とは異なる第2の摂取経路,すなわち主に皮膚中で合成されるというユニークなビタミンである。中高緯度地方に住む人々にとっては,日光紫外放射曝露によって皮膚で必要なビタミンDを合成するのが難しい時期が明らかに年間に存在する。この時期のビタミンD減少を防ぐため,ビタミンの新しい供給源が必要とされる。この供給源としては,常にダイエットを行う(定常的にビタミンDが少ない状態を保つ),サプリで補う,そして,新しい紫外放射源(低緯度地方に日光浴に出かける,もしくは人工光源を使用する)を用いる方法が考えられる。市販の日焼けマシンから放射される人工的な紫外放射を使うことによって,ビタミンDレベルを上げたり,維持したりすることができるということは,既に公表された資料及びここで発表された計算結果より明らかとなっている。しかし,繁華街で現在使用されている日焼けマシンは,この目的のために設計された物でも調整された物でもなく,日光と同等のビタミンDレベルを得るために極めて強力なUV-Aを発する。ビタミンD前駆体合成のための日焼けマシンの特性が全て決められるまで,適切な曝露量(例えばこの目的のための曝露時間と頻度)を評価することができないので,ビタミンDレベルを維持するための安全かつ有効な方法として,この方法は推奨することはできない。UV-A量が少なく,明確な適合性のガイドラインを兼ね備えた,この目的に特化して設計された光源があれば,人工の紫外曝露によるビタミンD摂取を選択した人々にとっては,他の方法に比べ,より適切な手段となると考えられる。

 この出版物は,英語で書かれ,フランス語と英語の要約がつけられている。6つの図と2つの表を含む29ページである。

 次のCIE/TC6-66 “Maintaining summer levels of 25(OH)D during winter by minimal exposure to artificial UV sources: requirements and weighing the (dis)advantages“がこの技術報告書を作成した。この技術委員会は第6部会「光生物学と光化学」の下に組織された。

執筆者:
Webb, A.  (Chair)    United Kingdom
Berwick, M.    USA
Blumthaler, M.    Austria
Brand, A.  (Secretary)    Netherlands
de Gruijl, F.    Netherlands
Knuschke, P.    Germany
Mason, R.    Australia
Pilz, S.    Austria

アドバイザー:
Kimlin, M.    Australia
Reichrath, J.    Germany

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