概日リズムおよび神経生理学的測光に関する第1回国際ワークショップ報告

TN 003:2015  Report on the First International Workshop on Circadian and Neurophysiological Photometry, 2013

2015/39ページ/CIE Webページより無料ダウンロード可能(本文ツールボックス

本報告書は,人の網膜ガングリオン細胞におけるメラノプシンの発見以来,広く認識されるようになった,視覚認識とは区別される生理的・光生物学的効果に関して,目における光信号処理と光曝露量の計測について解説するものである。本書の目的は,The 1st International Workshop on Circadian and Neurophysiological Photometryの概要と意見をまとめることで,政府機関や照明業界,公衆衛生の専門家に分かりやすい情報を提供し,この研究領域の科学的進展,エビデンスの重要性を知らしめることにある。

本書の作成については,2013年2月28日にCIE第六部会で正式に要請され,概日リズムと神経生理学的光受容の分野におけるエキスパートが参加する,CIEとは独立した国際ワークショップでの見解を,CIEメンバーに報告することとなった。参加者は主に照明の非専門家で構成されたが,この分野における受光量の測定方法確立は重要な課題となってきている。著者は,英国のLuke L.A. Priceである。

本書はCIEへ提出され,CIEのウェブサイトから電子ファイルが無償配布されることとなった。CIEは,照明業界と利害関係の無い独立したワークショップでの情報を提供することが,健康に関連する非視覚的な受光量の測定方法に関する将来の標準化を前進させると考えている。

しかしながら,上記ワークショップでの見解には,CIEが採用するSI単位との矛盾など,標準化において問題となるであろう内容も含んでいたことから,それらに対しては本報告におけるスコープの修正がなされた。

この変更の意図は,この報告書の元々の主旨の変更と,CIE勧告に関連するコメントを包含することにある。この電子報告書は,無償にてダウンロード可能であり,SI単位と整合した計算シート(Excelフォーマット;http://files.cie.co.at/784_TN003_Toolbox.xlsよりダウンロード可能)とともに提供される。

このワークショップとCIEとの見解の差は,量や単位といった表現の差であり,根本的な考え方の差ではないことを理解することが重要である。本書では,全ての読者がこれらの差異を容易に理解するための配慮がなされている。CIEは,SI単位に準拠した形でのワークショップの見解を支持する準備を行っている。

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