色の見え(カラーアピアランス)に対する刺激サイズの影響

CIE 208 Effect of Stimulus Size on Colour Appearance

2014/25ページ/価格(正会員)30ユーロ  (非会員)60ユーロ

本技術報告書は,大きい色刺激(>視野角20度)の場合での,刺激の大きさが色の見え(カラーアピアランス)に与える影響について記載している。CIE測色標準観測者やCIECAM02モデルでは,大きな刺激と標準サイズの刺激の色の見えの違いなど,色の見えの?刺激の大きさによる影響を予測することはできない。本報告書では2度の標準視野サイズに対する等価色(equivalent colour)の概念について定義している。

刺激のサイズ効果について調べた研究は非常に少ない。本報告書では,実際に使われている生活空間,建築外観(ファサード),没入型自発光ディスプレイなど,いくつかの色の見えに関する研究を引用している。実験室実験では,大きな刺激の色は小さい刺激の色よりも明度と彩度が高く見える傾向があり,色相についても有意な差があることが認められている。

一方実空間での結果は,実験室での結果と完全には一致しない。色のサイズ効果と相互に作用したり,広範囲の色の見えに影響するようないくつかの要因があることがその理由の一つであると考えられる。したがって,本報告書に示された暫定的な数理モデルは,特定の観察条件のみ適応できることになっている。

本報告書は英語で記述され,フランス語とドイツ語の短い要約が付いている。また11の図と2つの表を含む25ページで構成されている。CIE国内委員会,CIE本部ウェブサイト(www.cie.co.at)で入手可能である。

TC1-68 “色の見えに対する刺激サイズの影響”の委員会の以下のメンバーが本報告書の作成に従事した。この委員会は第1部会“視覚と色”に属している。

著者:
Alessi, P. アメリカ
Bodrogi, P. ドイツ(委員長)
da Pos, O. イタリア
Fridell Anter, K. スウェーデン
Luo, M.R. イギリス
Nilsson, T. カナダ
Pointer, M. イギリス
Sagawa, K. 日本
Schanda, J. ハンガリー
Ünver, R. トルコ
Viénot, F. フランス
Xiao, K. 中国

アドバイザー:
Derefeldt, G. スウェーデン

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