CIEシンポジウム’99 “CIE photometryの75年” 議事録

x018  roceedings of the CIE Symposium’99 “75 years of CIE photometry”

1999/189ページ/価格(会員)54ユーロ  (非会員)108ユーロ

ネン CIEの1999年シンポジウムが,1999年9月30日~10月2日の3日間ブタペストのハンガリー科学アカデミーで開催され,またCIE測光システム75周年を祝った。発表論文は現在の測光システムを取り扱い,その問題点や拡張可能性を論じた。

発表された論文あるいは議論から明らかになったことは,75年になる古い測光システムは,明るい光の測光に対していまだ国際的に受け入れられている基礎であるということである。このシステムはSI基本単位の一つ,カンデラを定義しており,将来に於いても変わらぬ地位を保っているに違いない。しかし投稿論文が指摘しているように,1924年以来大きな進展があったが,これらは部分的にしかCIEの勧告や規格に表れていない。いままで明らかなことは,細部を見たり認識することが重要なときに用いられる中心窩視覚の測光と,照明技術者が傍中心窩視覚や、照らされている環境や薄明視に於ける明るさの知覚を記述するのに助けになる測光との間には相違があるということである。

シンポジウムのはじめに,CIE第2部会長で現出版副委員長のDr. Hengstbergerがintroductory talkを行なった。本シンポジウムのハイライトは以下の通りである:視覚研究の指導的科学者の一人であるProf. Valbergは,V(λ)に基づくフリッカ測光と,カラーチャンネルに影響される明るさ知覚の間の差異を理解可能にする基本的な視覚研究を述べた。Dr. McGowanの論文はランプ工業への測光の応用を論じた。Prof. Reaは中心窩認識に対するV(λ)に基づいた測光の適用可能性を,すなわち薄明領域,傍中心窩視覚への拡大,ここでは薄明レベルで桿体が加わる10度視野観測者に基づいた測光が必要と思われるが,可能性が論じられた。この問題点や室内デザイナーから出ている要求に対処する現測光システムのいくつかの拡張がProf. Loeによって取り上げられた。Dr. Blevin及びDr. Wallardの論文は,CIEとメートル条約との間の相互の影響,新しい科学的成果がどのように国際単位や測定のシステムに表れるかについて述べた。Dr. Walravenは,基本色度図の推奨や,V(λ)関数を赤外域に拡張するために必要なデータの供給を進めているCIE TC1-36の進展に関して報告した。CIE第一部会長のDr. Sagawaはclosing paperで将来の測光器を予測した。それは,二次元測光器で,いくつかの評価機能をもち,試験する内容に応じてその機能を切り替えられるものである。

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